最新システム・セレック
最新鋭のセレックシステムはコンピュータ制御によって技工士に頼ることなく、さらには歯形もとることなく差し歯や詰め物をその場で制作することができ、忙しい患者様に最適です。
また、差し歯や詰め物の材料にはセラミックを使用するため、金属を使った場合におきうるデメリットの心配も必要なく、また歯肉の黒化などの心配もありません。
セラミックは本来の歯色や歯質に非常に近く、審美性に優れるため、まさに新時代の歯科治療の代名詞といえます。
セレックシステムとは?
セレック(※)システムは、医療先進国ドイツからやってきた、コンピュータ制御によって歯の修復物を設計・製作するCAD/CAMシステムです。
コンピュータを使って修復物を作製するので、歯型を取ることがありません。
最先端の3D光学カメラを使用して患部を撮影(スキャン)し、患部の歯列をモニター上に再現します。
そのあとはコンピュータの3D画面上にて修復物を設計し、ミリングマシンがデータをもとに作製するのです。
歯科技工所に依頼することなく歯科医院で修復物を作製できるので、一般的な修復物よりも経済的。
また規格生産された高品質なセラミックブロックを使用するため耐久性が高く、治療時間も約1時間と非常にスピーディーです。
美しく輝く白い歯をあなたに。セレックは、大満足の審美歯科治療をお約束します。
※セレック(CEREC)とはCEramic REConstruction(セラミック修復)のこと。
※症例により型取りが必要な場合もあります。
世界中で導入されている信頼と実績
ヨーロッパ諸国やアメリカを中心に、世界で約3万台のセレックが活躍しています。従来にない新しい治療法として、世界中で多くの歯科医院が採用しています。
世界で、20年にわたる1000万以上の症例の実績を持つ、安心と信頼の歯科用機器です。
セレックシステムの特徴
1.治療にかかる時間が短い!
ほとんどの症例は約1時間で終わるほどスピーディー。1回の通院で修復物をセットできるため、通院の手間もありません。
2.高品質なセラミックブロックで作製されるから高耐久!
規格生産されたセラミックブロックを使用するため、とても高い耐久性を持ちます。
15年後の残存率を調べた臨床研究によれば、通常の治療では約68%なのに対し、セレック治療は約93%と非常に高い結果を出しています。
3.歯科技工所に依頼しないため経済的!
セレック治療では修復物を歯科医院で作製するため、歯科技工所に依頼することがありません。
人件費を削減できるため、比較的リーズナブルにご提供できるのです。
4.白い歯になり自然な笑顔に!
金属ではなく上質なセラミックを使っているので、自然で美しい見た目を実現できます。もちろん金属アレルギーの心配もありません。
セレック治療はこんな方におすすめ
- 治療に時間をかけたくない方
- 白くてきれいな歯を希望される方
- 銀歯を自然な白さのものに替えたい方
- 金属アレルギーをお持ちの方
- 治療費用を抑えて審美歯科治療を受けたい方
- 高精度な治療を希望されている方
セレック治療の流れ
step1 スキャン(型取り)
歯を削ったあと、3D光学カメラで口腔内を撮影します。
治療する部分を削ったあとは、3D光学カメラを使用して患部を撮影(スキャン)。型取りの不快感を味わうことはありません。
わずか数秒の作業で、患部の歯列がモニター上に再現されます。
※症例により型取りが必要な場合もあります。
step2 修復部設計
コンピュータの3D画面上で修復物を設計します。
モニター上で歯の形態や噛み合わせの調整を、あらゆる角度から行い、理想的な形にしていきます。
設計後は様々な色のセラミックブロックから最適な色のものを選定します。
step3 修復部作成
ミリングマシンが設計データを基に加工します。
ミリングマシンと呼ばれる機械(CAM)が、コンピュータで設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出し、修復物を精密に整えていきます。
step4 口腔内セット
口腔内へセットして治療完了です。
先進的な接着技術を用いて、削り出されたセラミック歯を口腔内へセットします。これで治療完了となります。
なお、Step1からStep4までにかかる時間は、たいていの場合は1時間程度です。
セレック治療と一般的な治療との違い
短時間で終わり、なおかつ経済的なのが嬉しいセレック治療ですが、一般的な治療と比べるとどれほど異なるのでしょうか。こちらでは、その具体的な違いについてご紹介しています。
一般的な治療 | セレック治療 | |
---|---|---|
時間 | 「歯を削る→歯型を取る→セット」という流れですが、最低でも2回の通院が必要になり、治療時間もかさんでしまいます。 | 「歯を削る→セレックで修復物を作製→その日のうちにセット」という流れなのが、セレック治療。 ほとんどの場合1回の通院ですみ、しかも治療時間は最短で1時間程度。その差は歴然です。 |
寿命 | シロナデンタルシステムズ株式会社が公表している臨床研究データによると、従来法のセラミックインレーの15年後の残存率は約68%。 約3分の1のセラミックインレーに、破折、脱離etcのトラブルが発生しているという結果が出ました。 |
セレックにより作られたセラミックインレーの15年後の生存率は、なんと約93%。 ほとんどの症例において機能しているということが明らかになりました。 |
費用 | 歯科技工所に依頼して修復物を作製するので、どうしてもその分の人件費がかかってしまいます。 | 歯科技工所に依頼することなく歯科医院で作製できるため、人件費がかかりません。 |
短時間・高耐久・経済的な審美歯科治療を実現できるのが、ドイツ生まれの歯科用機器「セレック」。
セレックで、あなたもきれいな口元を手に入れてみませんか?
症例紹介
前歯の症例
奥歯の症例(詰め物)
その他の症例
セレックQ&A
ドイツ生まれの歯科用機器「セレック」に関するご質問にQ&A形式でお答えしています。
こちらに掲載されていないご質問などがありましたら、サクラデンタルクリニックまでお問い合わせください。
Q.どんな症状でもセレック治療は可能ですか?
A.一般的な詰め物・被せ物といった治療はもちろんのこと、前歯に貼り付けるラミネートベニア治療も可能です。
歯を削る量を抑えて審美的な仕上がりを得られます。
虫歯の大きさや噛み合わせの関係など、お口の中の状態により最適な治療法を検討しますので、くわしくはサクラデンタルクリニックにご相談ください。
Q.なぜセラミックが良いのですか?
A.レジン(プラスティック素材)による修復治療と比べて、着色や変色、摩耗といった心配がありません。
また、金属修復治療と比べてもプラークが付きにくく、金属アレルギーの心配もありません。
また、セレックで使用するセラミックは工場で規格生産していますので、気泡や異物が混入することもなく、常に品質が安定しています。
セラミックは天然歯にもっとも近い素材として、世界中のドクターから評価されています。
Q.保険診療は可能ですか?
A.セレック治療は保険外診療となりますが、コストに見合った治療効果をもたらすものと、自信を持っておすすめします。
Q.本当に通院1日・治療時間1時間で治療が可能ですか?
A.虫歯の大きさ・歯ぐき・神経などの状態により、他に優先して行うべき治療がある場合には、当日にセレック治療ができないことがあります。
また、治療が複雑で複数箇所にわたる場合、特殊な色付け加工が必要な場合には、1時間以内の治療終了が難しいこともあります。
まずはサクラデンタルクリニックまでご相談ください。
Q.治療後に歯ぐきが黒ずむことはありますか?
A.セラミックは変色することがなく、歯ぐきへの影響もありません。
ですが、歯髄(神経)がない歯で、なおかつ金属の芯を使っている場合、のちに歯の根が黒く変色することがあります。